Nocturne Op.72-1

ショパン17歳の砌の作品・・・遺作なので番号だけで判断すると最晩年かと見紛う。  今回手がけるまでずっと「晩年の枯淡な味わいのある曲」とい思っていたけれど・・・ それは大きな勘違いであった ^^; 感情をはっきり謳い上げない(抑制のかかった)旋律は、とても17歳とは信じ難く ショパンの作品全般に通じるポーランド語の Zal という、漠とした心の疼き・痛みが 鮮明に感じられる作品だ。 …

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Brahms Op.118-2 Intermezzo

ロシアから帰国してまもなく、グールドの演奏に感銘を受けて弾いた曲。 当時はピアノの奥深さなど考えもせず、ただただこの美しく魅惑的な曲集に衝撃を受け、 どうしても自分で弾いてみたくなり、ウィーン原典版の楽譜を買ってきた。 輸入版で高価だったが他に選択肢が無く、朱色の薄い印刷物が神聖に感じられた(笑) 先生には付かず、気ままに心を癒す曲を奏でていた。 まだ30代だった・・・ 長男は4歳…

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Inventions & Sinfonias

これまでに何度か言及しているニコラエヴァ つい最近、彼女の弾く イベンションとシンフォニア を発見した 平均律はロシア製のCDを購入して聴いていたのが、インベンションとシンフォニアは初めて! どこかリヒテルを思わせる、強く透明で、孤独で媚びない音楽  数日前から久しぶりに、3声のシンフォニアを弾き始めて、思い出した感覚がある 「旗上げ」だ  こっちの指上げて、あっちの指下げて、そ…

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Nocturne Op.55-2

梅雨空・・・ちょうど良い気候 落ち着いてピアノに向かった 久しぶりにノクターン Op.55-2 を取り出してみた 大好きな曲なので 手が忘れないように 以前は 指も手も腕も 不自由な中で取り組んでいた 指使いなど 譜面通りに弾けないので 止むを得ず大幅に変えていた 改善してきた今は 変更していた箇所も 譜面通りのほうが弾き易いものが結構あった 当時は とてもつらかった  ショパ…

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