Gyorgy Sebok(Masterclass)

先に紹介した Gyorgy Sebok のマスタークラス ショパンのソナタ2番3、4楽章のレッスンがあった。生徒の方も悪くないのだが・・・ 先生の演奏との差は歴然としている。こうして彼のレッスンを見聞きすると、 この曲の難しさ、いやもっと根源的な音楽の奥深さに、あらためて目を見張る。 素晴らしい内容だ。 彼の音楽 思考 人柄は、 温かく自由で 示唆に富んでいて 人懐こい  音…

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それぞれの音

ピアノの演奏は複雑だし、技術と音楽を追うだけで手一杯なのは事実だ。 それでも、作曲家にさらに寄り添うならば、どうしても押さえておきたいのが「音色」だ。 明らかにそれぞれの作曲家には、固有の音色=イメージがある。 最も音楽的許容範囲が広いとされるバッハでさえ、求められる音があるのは事実だ。 演奏に際しては、技術と音楽が融合されるその「沸点」みたいな部分で 音色はもっと尊重され、寄与すべき…

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Relaxation

日本語の「脱力」を英語では何というの? 欧州でピアノのレッスンを受けた際は、英語でレッスンをして頂いていた。その際、緊張と脱力について単語がすっと出てこなくて困った。「緊張」はstrainという言葉を使っても通じなかったし、「脱力」は単語さえ浮かばなかった。その後辞書で調べても、ピンと来るものはなかった。英語圏に在住したことはないので、実用的な英語に困る時はあったが、結局ピアノの演奏における「…

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バッハの音

今日は毎月一度のピアノセミナーの最終回で、テーマはバッハの音だった。元々バッハの音はこういう音だろうというイメージはあったが、あらためて再確認して良かった。 それは、一音一音がはっきり話をする時のように、クリアに作られること。 (脱力だけではない、屈筋を利用した打鍵) と同時に手首は柔軟に動き続けること。 その音は、中身がずっしり重いパンのようなもの、とも仰っていた。 外がパリパリで中…

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