Relaxation

日本語の「脱力」を英語では何というの?
欧州でピアノのレッスンを受けた際は、英語でレッスンをして頂いていた。その際、緊張と脱力について単語がすっと出てこなくて困った。「緊張」はstrainという言葉を使っても通じなかったし、「脱力」は単語さえ浮かばなかった。その後辞書で調べても、ピンと来るものはなかった。英語圏に在住したことはないので、実用的な英語に困る時はあったが、結局ピアノの演奏における「緊張」はtension、「脱力」はrelaxationというらしい。

ここ数年、筋肉の不随意運動に悩まさた。「脱力」「弛緩」はリハビリの最重要キーワードだった。ジストニアと運動療法研究の先進国は、やはりアメリカやドイツのようで、中でも気前の良いアメリカ人はたくさんの動画で、日本では得られない知識を与えてくた。その一つ一つに心から感謝している。多くのことが症状の回復に寄与したが、中でも「脱力」の原理について触れている動画があった。


筋肉というものは、伸筋と屈筋がペアで機能する
完全な脱力(寝ている時など)は、双方の筋肉をoffにして、ぐったりすること
ジストニアの特徴の一つでもある過緊張は、双方がonになり固まること
(力が必要な時の、筋肉の同時収縮はアリ)

脱力のできているピアノ演奏とは、筋肉の 
適所が (一箇所では決してない、骨盤低筋や背筋群、大胸筋~指の腱まで繋がる)
適時に (このタイミングは習慣的な精度を必要とすると思われる)
適度に (無数の出力レベルから、イメージに基づいて筋トルクを発生させる)
関節の助けを得ながら 連続して機能する 



筋肉と関節の脱力について




発症後、初めて症状と対策について教えてくれた動画
ジストニアを通じて、演奏に重要な「筋肉」と「脱力」に触れている