現代ピアノ演奏法セミナー 3-2 (3声へのアプローチ)

開催レポート
http://kawai-kmf.com/lectures/2017/07.07-/07.07report/

3声 ~強弱だけではなく、音色によるアプローチが望ましい~
片手で2声を弾くことになるが、手の幅は狭く、片手での音色の弾き分けが難しい
しかしロマン派の曲を弾くために大変重要なスキル

バッハ シンフォニア 11番

テーマ d-mollの下行形 3回出てくるだけ(少なめ)
→ 複数のモチーフとそのヴァバリエーションの展開が重要
(24)(57) オルガンポイント d-mollでドミナントの緊張感を出す
タイで伸びた後のモチーフ 掛留=前の音を残し、ぶつかる音 その美しさ

*3声の練習の仕方
 目的:各声部の弾き分け+表現 ・・・その両立が難しい

1 どの声部も上手くミスなく弾けるようにする 表情をつけて、拍感も伴うように

2 弾き分けるために 先ず 強弱を大袈裟に、しっかりつける

3 声部ごとに、異なる音色をつける 他の楽器をイメージ

4 片手2声の部分を両手で弾いて、上手なモデルケースを作り、それを真似できるよう
 片手で実行する 右手でも左手でも

5 バスとソプラノ、バスとアルト、アルトとソプラノ など2声部を組み合わせる

6 1つの声部だけフォルテ、他は弱く 例)アルトだけf、ソプラノとバスはp
出さない声部は、フォルテに釣られずに、同時に調和する 釣られる=聴いていない証拠

7 強弱ではなく「音色」で、各声部が歌えるように弾き分ける

8 声部すべてが、旋律であり、伴奏であるように

9 構成に即した音楽的形成 表情の作り込み

以上をきちんとやるのは、至難の業・・・ ><
最初から丁寧にアプローチしてみる事が大切 急がば・・・回るべし!?


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