Yutong Sun

彼は格別なピアニストだ。
ソロも良かったが、モーツァルトのコンチェルトがまた素晴らしかった。

ピアノもオーケストラも、ホールも、おそらく聴衆も 
時間さえもが 彼に従い、陶然として佇み、彼の奏でるモーツァルトに心を委ねていた。
彼は清らかで、自然だった・・・。

あの不敵な笑みは、聖母マリアの微笑みに変わっていた。
この哀しみのコンチェルトは、マリアの慟哭であり、涙なのだろうか。
愛が波のように打ち寄せ 光と闇は囁き合い
楽章が進むにつれ、世界が深淵を見せ、レクイエムを髣髴とさせた。
ああ ・・・ モーツァルトが描いた世界とは、こういうものだったのか
初めて目の当たりにするようだ。

彼は、一体何者なのか・・・

・・・ 音楽の使者 かも知れない
モーツァルトだけではなく、全ての楽曲において
自然で、天から降り注いだものを感じる。

言葉にならないくらい、胸がいっぱいだ。
後ほどまた冷静に書いてみたいと思う。

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