それぞれの音

ピアノの演奏は複雑だし、技術と音楽を追うだけで手一杯なのは事実だ。 それでも、作曲家にさらに寄り添うならば、どうしても押さえておきたいのが「音色」だ。 明らかにそれぞれの作曲家には、固有の音色=イメージがある。 最も音楽的許容範囲が広いとされるバッハでさえ、求められる音があるのは事実だ。 演奏に際しては、技術と音楽が融合されるその「沸点」みたいな部分で 音色はもっと尊重され、寄与すべき…

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